小豆島はご存じですか?オリーブと塩・醤油が有名で、規模は瀬戸内海の中で淡路島に次いで2位です。今回は小豆島を徒歩とバスでどのくらい観光スポットを周れるのかをご紹介したいと思います。
最初の観光地は映画村
土庄港に8:12に到着。ここからどのくらいの観光地に行けるのか、勝負が始まります。
下船して最初の目的地である、十二の瞳映画村行のバスが8:24に到着するので少し余裕があり、土庄港に停泊していた【からかい上手高木さん】のラッピングフェリーを写真を撮影。
少し待つとバスが到着が来て、大体1時間ほどかけて映画村に向かいます。
十二の瞳映画村
映画村の魅力はなんと言っても【当時のオープンセットを見る事が出来る】という点です。
日本にある映画村はそれほど多くありません。それも1954年頃に作られたセットなので、とても貴重だと思います。特に映画村の目玉が苗羽小学校 田浦分校です。木造建で窓からは瀬戸内海が見えることから景色はすごくよく、綺麗な写真が撮れる場所です。中は二つの教室があり、一つが教室で撮影機材や道具なども置いてあります。その奥が十二の瞳映画の監督である木下惠介の功績が紹介されています。
置かれている機材は実際に当時使われていたフィルムカメラで今ではあまり見ることが出来ない品物です。また、照明や小道具も当時の物だそうです。
その他にも映画村に流れている川に人一倍存在感を出している魚や二十四の瞳天満宮やタコなど様々な見所があります。もし時間があればギャラリー松竹座に寄って二十四の瞳を視聴することができます。
映画村のセットや全体を見て当時の技術力はすごいと感じました。小さな街を見学しているような感じになります。セットも細かく、非常に見応えがある場所でした。
営業時間9:00~17:00
料金:大人900円
次への移動(9:45)
映画村の観光を追えて次の目的地であるマルキン醤油記念館を見学するするために、バスの時刻表を見ると…「次が11時…」そうです、1時間待たないといけないのです。
1時間のタイムロスはかなりデカい。タクシーアプリを調べましたが、当然対応している地域ではなく、徒歩も考えたのですが1時間かかるため却下。どうしようと考えていると、近くにレンタルサイクルがあり、自転車で移動することにしました。
記念館までの道のりは隣が海だったので景色を楽しみながらペダルを漕いで行きます。こんな青春してみたかったと思える場所です。
大体20分ほど自転車を漕いで最寄りの返却ステーションに自転車を置いて次の目的地である【マルキン醤油記念館】に到着しました。
マルキン醤油記念館
マルキン醤油記念館は大正時代に建てられた工場を記念館として改修された建物です。醤油の作り方はもちろん、歴史などを学ぶ事が出来ます。
見学料が500円だったので料金を支払うと、受付の方が机の下をごそごそし始めて「なんだろ?」と思って見ていたら、机の下からマルキン醤油の150mlをプレゼントされ、それと敷地内にあるお土産屋さんで使える100円のクーポン券も一緒に貰えました。値段は調べても出てきませんでしたが大体300円ほどとして、さらに100円クーポンが貰えるとなると、実質見学料が100円と破格です。
まさか貰えるとは思ってなかったので、驚きつつ館内を見学していきます。
今まで醤油の作り方などは一切知らなかったのですが、「こうやって作られているんだ」と醤油の製造を学ぶ事が出来ます。特に面白かったのが、醤油が入っている樽がものすごくデカいという事です。デカいのでかき混ぜる物も同じくらいデカいで、これは力が必要だなと感じました。
見学を終えると外に出て、駐車場に向かうとお土産屋さんがあります。ここでは自社で作っている醤油や珍しい醤油ソフトクリームが売られています。醤油ソフトクリームは一つ350円でクーポンがあると250円になります。味はすごく醤油を感じるわけではなく、少し醤油を感じるのですが、あまり主張して来なかったので食べやすかったです。
営業時間9:00~16:00
料金:大人500円
酒蔵にベーカリー?
次に訪れたのが小豆島で唯一の酒造である【小豆島酒造】さんです。
小豆島酒造さんは名産のオリーブを使った日本酒や、女性でも飲みやすいようにフルーツを使った日本酒なども販売されています。店内には日本酒の販売の他に、カフェもあり休憩することもできます。
ホームページ:https://www.morikuni.jp/
営業時間:9:00~17:00
小豆島酒造さんの敷地内には【MORIKUNIベーカリー】さんがあります。ここの特徴として酒造の工程で削った後の酒米を米粉にして作ったコッペパンが特徴です。
コッペパンがすごく美味しいんですよ!!焼きたてという事もあるのですが、甘すぎずとても食べやすく、正直通いたいほどおいしいです。コッペパン以外にも地元の食材を使った総菜パンなどもありますので是非訪れて見てはいかがでしょうか?
ホームページ:https://www.morikuni.jp/?tid=3&mode=f6
営業時間9:00~17:00(水・木曜日定休)
昼飯が…
先ほどコッペパンを食べましたが、ここで小豆島のグルメである手延べそうめんが食べられるお店に向かうが、お客さんが多くて予約してないと入れない状態のため断念…
さてさてどうしようかと思いながら草壁港の方角に向かっていると、途中に【さぬき庵】さんを見つけて、ここで昼食をとることにしました。
今回うどんとかつ丼のセットを注文
非常においしくおすすめできる場所です。
営業時間:11:00~21:00
富丘八幡神社
場所は大移動して土庄町に戻ってきました。富丘八幡神社は丘の上に建てられた神社なので社殿からの景色がオススメ出来る場所です。ただし階段などを昇らないといけないので体力は削られてしまいます。それでも行く価値のある景色を見ることができます。
エンジェルロード
1日2回干潮期に現れる砂の道を通る事が出来ます。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われているロマンティックな場所です。
約束の丘展望台には幸せの鐘を鳴らすことができます。
ただし一人で行くと周りとの温度差がすごいです。
迷路のまち
昔の戦いの際にあえて複雑にして攻めにくくした場所で、区画整理されずに当時のままになっているのは全国的に珍しいです。迷路のまちに入ると妖怪美術館があるので訪れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
土庄港に帰ってきたのが17:20時ぐらいで30分ぐらい待つことになりました。
結果的に6ヵ所に訪れることが出来ました。しかし時間的に難しいと判断して行けなかったところが数か所出てきました。今回の旅で思ったのが「車があった方がいい」です。
バスもあるのですが、場所によっては次のバスまで1時間や通っていない場所など、本当に緻密な計画を立てないと効率よく訪れるのは難しいです。
港近くにレンタカー屋さんがありますし、船を積んで片道8000円ほどなので観光する際は車移動をオススメします。
それでも車を運転したくない場合は1泊は確実泊まる計画を練ってみてください。
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