川越まつり2026完全ガイド|日程・曳っかわせの見どころ・アクセス・交通規制

夜の曳っかわせで、提灯をともした山車が何台も向かい合う様子 関東
いくつもの山車が向かい合う夜の曳っかわせ(2017年撮影)
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2026年の川越まつりは10月17日(土)・18日(日)に開催されます。江戸の天下祭の流れをくむ豪華な山車が蔵造りの町並みをめぐり、夜には山車同士が向かい合って囃子を競う「曳っかわせ」で最高潮を迎える、関東屈指の秋祭りです。

この記事では、開催日程と主な行事、見どころ、交通規制、アクセス、当日の注意点まで、出かける前に知っておきたい情報をまとめました。

実際に訪れてみて一番心に残ったのは、夜の曳っかわせです。山車同士が向き合って囃子を競い合う姿は本当に見応えがあり、特に複数の山車が中央に向かい合う場面は、川越まつりに行くならぜひ見てほしい光景です。

川越まつりとは

川越まつりは、埼玉県川越市の川越氷川神社の例大祭と、それにともなう神幸祭・山車行事の総称です。毎年10月の第3日曜日とその前日の2日間に行われます。

起源は慶安元年(1648年)。当時の川越藩主・松平伊豆守信綱が氷川神社に神輿・獅子頭・太鼓などを寄進し、祭礼を奨励したことに始まるとされ、370年以上の歴史があります。

山車行事は2005年に「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。

川越まつりの歴史年表

年 出来事
慶安元年(1648年) 川越藩主・松平信綱が氷川神社に神輿・獅子頭・太鼓を寄進し、祭礼を奨励
慶安4年(1651年) 華やかな行列が町々を巡行するようになる
元禄11年(1698年) 高沢町が初めて踊り屋台を出す
文政9年(1826年) 祭礼の様子が絵巻に記録される
天保15年(1844年) 十ヶ町の山車が一本柱型式にそろう
平成17年(2005年) 「川越氷川祭の山車行事」が国の重要無形民俗文化財に指定
平成28年(2016年) ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録

2026年の開催日程と主な行事

項目 内容
開催日 2026年10月17日(土)・18日(日)
会場 川越市中心市街地(蔵造りの町並み周辺・川越氷川神社ほか)
交通規制 両日 10:00〜22:00(規制区域内は車両通行禁止)
料金 観覧無料

主な行事は次のとおりです。詳しい時刻や順路は、公式サイトや公式アプリ「川越まつりナビ」で確認してください。

  • 神幸祭(じんこうさい):氷川神社の神様を乗せた神輿が町を巡行する、祭りの根幹となる神事。例年は初日(土曜)の午前に行われます。
  • 宵山(よいやま):夕方になると山車に提灯が灯り、各町内の山車の前で居囃子が披露されます。
  • 市役所前山車揃い(山車巡行):多くの山車が市役所前を通るため、一度にたくさんの山車を見比べられます。例年は2日目(日曜)の昼です。
  • 曳っかわせ:両日の夜を中心に、町のあちこちで山車がぶつかり合うように向かい合い、囃子の競演が繰り広げられます。

※雨天の場合、神幸祭や市役所前の山車巡行が中止になることがあります(2023年は雨天のため中止)。

川越まつりの見どころ

1. 江戸型の豪華な山車

川越まつりの山車は、二層の鉾と人形からなる「江戸型」の山車が発展したものです。上層部と人形がエレベーターのようにせり上がる仕組みになっているのが特徴です。

夕暮れの通りを進む、「家光」の提灯を掲げた山車
「家光」の提灯を掲げた山車。雨の日は山車がビニールで覆われます

公式サイトでは32台の山車が紹介されており、そのうち10台が埼玉県指定有形民俗文化財です。参加台数は年によって異なります。

県指定の山車には、仲町「羅陵王の山車」、志多町「弁慶の山車」、喜多町「秀郷の山車」、松江町二丁目「浦嶋の山車」などがあります。

「羅陵王」の提灯を下げた山車と、上に立つ羅陵王の人形
「羅陵王」の提灯を下げた山車

2. 夜の「曳っかわせ」

最大の見どころが曳っかわせです。山車同士が出会うと正面を向き合わせ、笛・太鼓・鉦の囃子と踊りで競い合います。祭り人たちが提灯を高く掲げて歓声を上げる光景は圧巻で、夜になるほど熱気が増していきます。

山車の前で祭り人たちが提灯を高く掲げる曳っかわせ
山車の前で提灯を高く掲げる祭り人たち

実際に訪れてみて、山車同士が向き合って行われる曳っかわせは本当に見どころだと感じました。基本的には2台の山車同士で行われますが、複数の山車が中央に向かって向かい合う姿は圧巻で、川越まつりで一番見てほしい場面です。

曳っかわせはいつどこで始まるかわからないので、見逃さないためにも、気になる山車を1台決めてついて行くのがおすすめです。

3. お囃子と踊り

囃子は舞1人、笛1人、小太鼓2人、大太鼓1人、鉦1人の編成が基本です。流派には王蔵流・芝金杉流・堤崎流があり、町ごとに異なる音色や踊りを聞き比べるのも楽しみのひとつです。

山車の上で太鼓の前に立ち、囃子に合わせて踊る舞い手
山車の上で囃子に合わせて踊る舞い手

4. 鳶の梯子乗り

宵山の時間帯には、鳶職人が梯子の上で技を披露する場面もあり、祭りに江戸の粋を添えます。

写真の撮り方のコツ

写真を撮るなら、曳っかわせで山車同士が向かい合っているところを、横からローアングルで撮るのがおすすめです。ローアングルだと提灯を斜め下から見上げる構図になるので、臨場感のある一枚になります。

向かい合う2台の山車と提灯を掲げる人たちを、横から低い位置で撮った写真
向かい合う山車を横からローアングルで撮った一枚

混雑する時間帯と回り方のコツ

川越まつりは2日間で多くの人が訪れ、特に夕方から夜の曳っかわせの時間帯と、2日目の日中は会場周辺がたいへん混み合います。

  • 山車をじっくり見たいなら、比較的人の少ない日中の早い時間に町を歩くのがおすすめです。
  • 曳っかわせを見るなら、一番街(蔵造りの町並み)や札の辻、仲町交差点周辺など、山車が行き交う場所が中心になります。山車の現在地は公式アプリ「川越まつりナビ」でリアルタイムに確認できます。
  • 会場内では立ち止まらず、左側通行が呼びかけられています。

実際に行ってみると、夜になるにつれて人が多くなりました。特に交差点で行われる曳っかわせは見物客が集まりやすく、混雑します。ただ、もみくちゃになるほどではなかったので、周りに気をつけながらであれば落ち着いて見られました。

雨上がりの夜、遠くの山車に向かって通りを歩く見物客
夜の通りを山車に向かって歩く見物客

交通規制・駐車場

両日とも10:00〜22:00は中心市街地で大規模な交通規制が行われ、規制区域内は車両通行禁止になります。自転車も規制区間では押して歩く必要があります。範囲は公式サイトの会場案内図で確認してください。

臨時駐車場は小・中学校のグラウンドなどに設けられますが(8:30〜22:00、23:00施錠)、グラウンドの状態によっては使えない場合があります。周辺道路も渋滞するため、公共交通機関の利用が強く推奨されています。

また、まつり期間中は東武バス・西武バス・小江戸巡回バスの路線が変更されます。

アクセス

電車でのアクセス

出発地 路線 到着駅 所要時間の目安
池袋 東武東上線(急行) 川越駅 約30分
西武新宿 西武新宿線(特急小江戸号) 本川越駅 約45分
西武新宿 西武新宿線(急行) 本川越駅 約60分
大宮 JR川越線 川越駅 約20分
横浜 東急東横線〜東武東上線直通(Fライナー) 川越駅 約75分

※川越市公式サイトの目安です。

最寄り駅から会場へ

  • 本川越駅(西武新宿線):蔵造りの町並み(一番街)まで徒歩約10分。会場中心部にいちばん近い駅です。
  • 川越駅(JR川越線・東武東上線):本川越駅より会場から離れているため、徒歩だと時間がかかります。普段は東武バスで「一番街」方面へ行けますが、まつり当日は路線変更があるので注意してください。

車でのアクセス

関越自動車道「川越IC」が最寄りです。ただし、まつり当日は交通規制と渋滞があるため、車での来場はおすすめしません。

トイレ・休憩・子連れの方へ

会場内のトイレ・喫煙所・救護テントは、公式の会場案内図や「川越まつりナビ」で確認できます。

授乳やおむつ替えができる「赤ちゃんの駅」は、川越まつり会館、元町休憩所、やまぶき会館、旧山崎家別邸管理棟、小江戸蔵里などに設けられています(令和7年度の例。施設ごとに利用時間が異なります)。

そのほか、次の点にも注意しましょう。

  • ドローンなどの小型無人機の使用は法律により原則禁止
  • 歩きたばこは禁止(指定喫煙所のみ)
  • 小さな子ども連れ・ベビーカー・車いすの方への配慮を

まつり以外の日でも楽しめる「川越まつり会館」

当日以外に川越まつりの雰囲気を味わうなら、川越まつり会館がおすすめです。本物の山車2台が展示され、まつりの様子を紹介する映像も上映されています。

項目 内容
住所 埼玉県川越市元町2丁目1番地10
開館時間 4〜9月 9:30〜18:30(入館18:00まで)/10〜3月 9:30〜17:30(入館17:00まで)
休館日 第2・第4水曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)
入館料 一般300円、小中学生100円
アクセス 東武バス「札の辻」下車徒歩1分

※最新情報は川越市公式サイトで確認してください。

基本情報

項目 内容
名称 川越まつり(川越氷川祭の山車行事)
開催日 2026年10月17日(土)・18日(日)
会場 埼玉県川越市 中心市街地(川越氷川神社・蔵造りの町並み周辺ほか)
料金 観覧無料
交通規制 両日10:00〜22:00
最寄り駅 西武新宿線「本川越駅」、JR川越線・東武東上線「川越駅」
公式サイト 川越まつり公式サイト

※最新情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q. 2026年の川越まつりはいつ?

2026年10月17日(土)・18日(日)の2日間です。毎年10月の第3日曜日とその前日に行われます。

Q. 曳っかわせは何時ごろ見られる?

両日とも夜が中心で、提灯が灯ってからが最も盛り上がります。山車の位置は公式アプリ「川越まつりナビ」で確認できます。

Q. 雨の場合はどうなる?

雨天時は神幸祭や市役所前の山車巡行が中止になることがあります。当日の実施状況は公式サイトで確認してください。

Q. 車で行っても大丈夫?

両日10:00〜22:00は中心市街地で交通規制があり、周辺も渋滞するため公共交通機関がおすすめです。臨時駐車場はグラウンドの状態によって使えないことがあります。

Q. 最寄り駅はどこ?

会場の中心に近いのは西武新宿線の本川越駅で、一番街まで徒歩約10分です。東武東上線・JR川越線の川越駅も利用できます。

Q. まつりの日以外に山車を見られる?

川越まつり会館で、本物の山車2台を一年中見学できます(休館日を除く)。

まとめ

川越まつりは、370年以上の歴史をもち、国の重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産にも選ばれた、関東を代表する秋祭りです。2026年は10月17日(土)・18日(日)に開催されます。

昼は蔵造りの町並みと豪華な山車を、夜は熱気あふれる曳っかわせを楽しめます。当日は交通規制があるので電車で出かけ、公式アプリで山車の位置を確認しながら回るのがおすすめです。

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